レビー小体型認知症の検査・診断

診断の基本は問診
認知機能の低下や幻視、パーキンソニズムなどから診断

レビー小体型認知症の検査・診断の基本は問診で、認知機能の低下や幻視、パーキンソニズムなどから診断します。 また、問診とともに、心臓を調べるMRI(磁気共鳴画像)・CT(コンピュータ断層撮影)検査、 SPECT(単一光子放出コンピュータ断層撮影)などの画像検査を行ないます。


レビー小体型認知症の診断

レビー小体型認知症の診断では症状がポイントになるため、本人や家族の話が重要です。 早期に診断をつけるためには、家族が「何か様子がおかしい」「以前と何か違う」と感じたら、 すぐに受診させることが大切です。
問診では、「幻視やそれに伴う問題行動の有無」「日によって症状が変動するか」 といったレビー小体型認知症に特徴的な症状をまず尋ねます。 そのほかにも、さまざまな質問から得られた患者の状態や認知機能テストの結果、 画像検査の結果を総合的に診て、この病気を診断します。 レビー小体型認知症は、早期に治療を開始することで、介護する家族の負担を軽減することができます。 早期に診断をつけるためには、家族が「何か様子がおかしい」「以前と何か違う」と感じたら、 すぐに受診させることが大切です。

問診では、「幻視やそれに伴う問題行動の有無」「日によって症状が変動するか」 といったレビー小体型認知症に特徴的な症状をまず尋ねます。 そのほかにも、さまざまな質問から得られた患者の状態や認知機能テストの結果、 画像検査の結果を総合的に診て、この病気を診断します。

レビー小体型認知症の国際的な診断基準は90年代半ばにはできていましたが、 日本で注目されるようになったのはつい最近です。 そのため、この病気についての十分な知識をもたない医師も少なくありません。 この病気は初期のうちから幻視が現れ、問題となる行動を起こすことがよくあります。 そのため、早めに医療機関を受診する人も多いのですが、画像検査では脳に目立った萎縮や梗塞がみられないため、 認知症ではないと診断されるケースもあるようです。 家族は原因がわからず、問題となる行動への積極的な対策も取れないまま、途方にくれてしまいがちです。 そのようなことを避けるためには、受診するときに、「もの忘れ外来」や精神科など、 専門の医師がいる診療科を選ぶとよいでしょう。 早い段階での正確な診断と治療が何より重要です。


レビー小体型認知症の検査

問診とともに、心臓を調べる画像検査などを行なう

レビー小体型認知症の診断に、画像検査は必須ではありませんが、診断の裏付けや早期発見のために、 「CT」「MRI」「SPECT」などの画像検査を行ないます。 また、他の認知症と見分けるために「MIBG心筋シンチグラフィー」という画像検査も行なわれています。

▼MRI(磁気共鳴画像)・CT(コンピュータ断層撮影)検査
脳の萎縮を調べます。レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症より萎縮の程度が軽いことが多く、 両者を見分けるのに役立ちます。

▼SPECT(単一光子放出コンピュータ断層撮影)
脳の血流量を調べる検査です。レビー小体型認知症では、多くの場合、後頭部で著しい血流量の低下が見られます。

また、レビー小体型認知症では、心臓の筋肉にも特徴的な症状が見られるため、 「心筋シンチグラピィー」という検査で、心筋の代謝の状態を調べることもあります。